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パキスタン 14歳少年の自己犠牲 [ニュース]


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1月6日パキスタン北部の高校にて自爆テロが発生したとのこと。
在校生2000人規模のその高校でおきた自爆テロで犠牲者となったのはひとりの少年だそうです。

彼は、エティザズ・ハッサン・バンガシュくん。
エティザズくんはこの日遅刻してしまい朝礼に参加できず、校門の外に友人2人と一緒に経たされていたそうです。

そして学校の制服を着た怪しげな男を発見し、友人が制服のしたに怪しげなベストを着込んでいることに気づき、自爆テロ犯かもしれないと言って逃げようとしたところ、「僕が確かめてくる」と言って男のところに向かったとのこと。

彼は石を投げるなどして、男を阻止しようとしたがそれでも校門に向かう男につかみかかり、校門から100メートルほどのところで男を取り押さえたが、男はベストの起爆装置を作動させエティザズくんを巻き込み自爆した。


他に2人の負傷者も出たが、彼の行動により朝礼のため集まっていた数百人の生徒は無事だったとのこと。

彼は体が大きく体力に自信があり友達からは「レスラー」と呼ばれていたそうで、将来の夢は医者になることだったようです。


彼の行動はパキスンタン全土からネット上にも広がり、称えられ、「とても勇敢だ」「勲章を贈るべき」などのコメントが寄せられているそうです。


このテロについては、あるテロ組織からその後犯行声明が出たそうです。

パキスタンでは過去から何度も報道されているイスラム教のシーア派とスンニ派の対立が激化しており、この地域に住む少数のシーア派を狙いテロが繰り返されていたとのこと。


彼の行動により多くの命が救われたことは喜ぶべきことです。
ただ、そんな勇敢であまりにも若い少年の犠牲になったことはとても悲しいことです。

いつかは、このようなテロ活動のニュースを聞かなくていい日が来ることを祈ります。



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